思ったこと
「トランスジェンダー・プライド」と言われても、ずっといまひとつピンと来ていなかった。「私は望んでこんなふうに生まれたわけではない」、「こんな体であることに誇りなんて持ってはいない」……、そんなふうに思っていた。「プライド? 誇れるひとはいいよ…
私が自分の女性という性別にこだわり、さらにトランスでもあるということを語るとき、ときにリベラルな人々、とりわけ多いのはシスヘテロ男性に、「性差などは社会的に構成されたもので、実在物ではないのだから、それをあえて語る必要はないのではないか」…